GTK+

最近のバージョン

linux版は公式のダウンロードページでは3.8系へのリンクが安定版として張られているが、 安定板としては3.10系が存在している。 リファレンスマニュアルの方はきちんと3.10.6対応のものが安定版のドキュメントとして示されている。 win版は随分時間がかかっ…

3.6.2

安定版は3.6.2がリリースされたのだが、 Win版の公式パッケージは未だに2.24から変わらないわけで。 多くの人は自分でビルドしたり公開ビルドサービスの生成物を集めて環境を組んだりできないだろうし、 アプリケーションごとにランタイムをパッケージに含め…

GTK+-2.24.10の-Wstrict-prototypes対策

今更だが、GTK+-2.24.10においてgtk/gtk.hをインクルードしたソースを、 gccに-Wstrict-prototypesオプションを付けてコンパイルした場合、 ...snip In file included from /.../gtk.h:234:0, from foo.c:1: /.../gtk/gtkitemfactory.h:47:1: error: functio…

GTK+ 3.4.0 released

オフィシャルのMLより。> * This is the first version of GTK+ 3 that works > well on Windows. Official builds of GTK+ 3.4.0 for > Windows are expected in the near futureやっとGTK+3のWindows用の公式ビルドが近々出るようだ。 GTK+3.0がリリースさ…

同じことをGTK+3で書いてみる

GTK+3用に書き直してみた。 以前書いたように、 廃されたexpose-eventシグナルの代わりに、 drawシグナルに対応させなければならない。 ...snip gboolean on_expose(GtkWidget *widget, cairo_t *cr, gpointer data); ...snip gtk_widget_modify_bg(da, GTK_…

同じことをGTK+2で書いてみる #3

cairotest5.cでは背景の色を白にするために、 make_offscreen()内でイメージサーフェスを矩形で塗り潰してから、 draw_hello()へサーフェスを渡すという面倒なことを行っている。 しかし、これはもっと簡単に実現できる。 gtk_widget_modify_bg()でGtkDrawin…

同じことをGTK+2で書いてみる #2

Win32API版と同じようにオフスクリーンバッファを利用する形にした。 そして、draw_hello()をそのままの形で使用できるようにした。 また、Win32API版に合わせて背景を白色に変更した。 cairotest5.c #include <gtk/gtk.h> #define UNUSED_ARGUMENT(x) (void)(x) #defin</gtk/gtk.h>…

同じことをGTK+2で書いてみる #1

Win32APIの代わりにGTK+2をトップレベルウインドウの作成に使う。 フレームワークを使うとコードがずいぶん短くなる。 ただし、処理的には同じことをしているのだが、 draw_hello()を直接には使っていない。 GTK+3ではexpose-eventシグナルがdrawシグナルに…