部分月食残念

今夜は部分月食だったが残念ながら見られなかった。
厚い雲がほのかに白くなっていることで月がそこにあると知れるにとどまった。
地球での月の見かけの大きさよりも月での地球の見かけの大きさがずっと大きいので、
日食が起きる頻度に比べて月食のそれは高い。
とはいえ、決して珍しくないとはいえない現象ではあるので見られなかったのは残念である。
月が地球に影を投げかける日食は観測者が地球上のどこに何時いるかが重要なのに比べて、
観測者のいる地球の影が月に映る月食は月さえ見える場所なら同じ瞬間にみんなが見ることができる。
そういう点で地上で起きる現象である日食に対して月食は天で起きている現象だなあという感じがする。