オンラインストレージを試しに使ってみる

うちにある複数のPCはもちろんLANで繋いでいるのだが、
PC間でデータの授受を行う場合は当然送信側と受信側の両方が起動していないといけない。
ただでさえ暑いのに短時間でも二台動作させるのは嫌だし、
いちいち片方の都合でもう一方を起動するのは面倒である。

ということで、データの送受信を電話型でなく手紙型にしてみた。
つまり、巷に多々あるオンラインストレージのサービスのひとつを利用して、
送りたい時にストレージに上げて、受けたい時にストレージから落とすようにした。
最近はタダで随分な容量のサービスが受けられるので、ちょっとしたものに使うには十分である。
また、特に特殊なアプリケーションをインストールすることもなく、
ウェブブラウザでアップダウンの操作ができるので大して面倒でもない。

ただ、公開設定にするつもりがないとはいえ、オープンな回線にデータを乗っけて、
他人のサーバにデータを一時的にでも置くわけで、
データは当然のことながら暗号化する必要がある。
そんな必要のある価値のないデータかもしれないが精神衛生上は絶対した方がいい。
今のところ、二種類の有名どころの共通鍵暗号法と、
乱数によるシンプルで仕掛けが分かれば耐性があまりない暗号化だが、
どういう仕掛けかを自分しか知らない共通鍵暗号法、
この計三種で多重に暗号化してアップロードしている。
自分が送信し自分が受信するだけなので特に問題ないと思う。

これで、LANを介して直接授受するデータは、最初から送受信双方のPCが起動していれば別だが、
大容量になってしまうテレビの録画データくらいだろうと思う。
さすがにGBサイズのデータはうちの外部回線の帯域幅では荷が重い。