数は多くない

「十年に一度」というフレーズは「平均すると十年に一度」という意味であろう。
規模の比較が可能になるような情報を得るための近代的な気象観測は明治以降のことだろうから、
その場合、観測期間は百数十年といったところである。
つまり十年に一度と確定できる台風はまだ十数個しかないということになる。
けっこうレア*1な存在だったのだ。

*1:「十年に一度」の前に「関東に接近する台風としては」が付くので、発生した台風全部に対してならさらにレア率は高い