サクラエディタの自動判別に寄り添ってあげる

とりあえず簡単な対策で済ます。

そもそもHTML文書でもないのに

<meta charset="utf-8">

が先頭でもない場所に含まれているだけで、
それを文字コード判別のヒントとして扱う性質があるようなので、
これを逆手にとって、問題の部分よりもさらにファイルの先頭方向に、

<meta charset="Shift_JIS">

を入れておけば、先に読まれるであろう、こっちを判別に使うのではないか?

試しに件のファイルの先頭に上の一行を挿入したところ、
見事にファイルオープン時に何も言わずに開いてくれた。
挿入文字列は短いので問題の部分が自動判別に供されなくなったりはしていないだろう。
また、文字列は英数記号だけなので、そのコードは自動判別のヒントにはならない。
したがって、この方法で誤判別を回避できそうである。

これで一件落着なのだけど、なんだかちょっと格好悪いかも。
ということで、他の記述方法も試してみよう。

まずは、以下の記述から。

# -*- coding: Shift_JIS -*-

これを先頭行にしてみたところ、これでも大丈夫であった。

つまり、よく見かける文字エンコーディングの指定が有効なのであろうということで、

# vim:fileencoding=Shift_JIS

これも大丈夫だった。
すなわち、

#coding:Shift_JIS

でいけるのであった。
codingに任意の接頭辞をつけても大丈夫なんじゃないかな?

最後の記述方法が短くてシンプルなので、
今後問題が出たときにだけ、これを使ってみよう。
まあ、昨日書いたように最近ほとんどサクラエディタから離れているけど……

ちなみに、

# code:Shift_JIS
# Shift_JIS
Shift_JIS

これらを先頭行にしても駄目だったので、
よくあるエンコーディング指定の書式に則った判別をしているのだろう。