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冬始まり。けっこう寒い。 とはいえ、日没後、薄明が終わる頃だと、 夏の大三角もまだ見えていたり。 太陽を追いかけて金星、木星、土星が列をなして西の空に。 雲が無いので水平線ぎりぎりの金星までよく見える。 でも、夜半前には冬の大三角がすっかり姿を…
といきたいところだけれど今夜は曇っていて見られない。 昨夜の苺満月はすっきり綺麗に見えた。 木星も満月の明るさに負けずに存在を主張。さすが-2等級。 土星はちょっと劣勢な感じ。0等級なのでまあなんとか。22時過ぎて地震のニュース。震度6強はちょ…
今夜は満月。 大きすぎず小さすぎず半ばくらいの大きさか。
今日は皆既月食だったが月の出の前にほとんど終わっていた。 月の出とともに部分食が終わり、半影食がしばらくの間だけ。 雲ひとつない絶好の観測条件だったが月の出は皆既食には遅すぎた。 日本で皆既月食が見られるのは半年後の十月だ。
来年早々の衝に向かってふたご座で光っている木星。 日が暮れると東の空で輝いているのがよく見える。 三が日までは安定した天気のようなので穏やかな星空だろう。
sungrazerの蒸発や崩壊のしやすさは今に始まったことではないので、 残念には思っても別に衝撃の展開でも予想外の出来事でもない。 星は今のところは物の理に従うだけであり人間の都合で光るわけではないのだ。 sungrazerを見続ける観測者たちはまさにsungaz…
もうすぐアイソン彗星が近日点を通過する。 太陽に近過ぎず離れすぎずという普通に見られるであろう時期に、 期待したほど明るくならなかったため自分は見ていない。 近日点を過ぎて来月からはまた見られる機会もあるだろうが、 実際のところ光度はどの程度…
文句ない晴天の十五夜お月さん。 昨年この辺りは天気が悪かったが今年はきれいに見えた。 明日はちょっとだけ欠けた十六夜だが、 その欠ける速度は満月直後の今は下弦の頃よりもずっと遅い*1。 月の欠けた部分と光っている部分の境界は月における昼と夜の境…
国立天文台からペルセウス座流星群の観測キャンペーンのメールが来ていた。 この流星群の名前を聞くとまさに真夏だ。 極大日は二週間後である。
長いこと夜の間中見えていた木星が日没後すぐに沈んでしまうようになって、 代わりに最近は木星ほどには明るくないが土星がずっと見られるようになっている。 今は新月近くまで月が痩せてるので春の星座を見るのにいい時期だ。新月といえば明後日は金環日食…
今日も風が強い。よく晴れて三日月が西の空に見えている。 そういえば昨日はお昼にBSでこちらブルームーン探偵社をやっていた。 Cybill ShepherdもBruce Willisも若いなあ。 一つの季節に四回満月がある時の三回目の満月を指すブルームーンは今年起きるが、 …
そういえば数日前に近日点を過ぎたPan-STARRS彗星が夕方の西の空に現れている頃だ。 しかし、低空で見づらいからなのか、思ったほど明るくなっていないのか、 あまりニュースにもなっていないような気がする。 光度は下がっても高度は上がる今月末からの明け…
Eテレ高校講座の化学の実験において、 水素気体が発生したことを示すために試験管に火を近づけて、 ポンと爆発的に反応したことでその証としていた。 酸素気体中に火の着いた線香を入れるとぱっと燃え上がる等、よくある光景である。 確かに水素ガスや酸素ガ…
やはり落ちるなら面積の広いロシアが確率的に高くなるのか。 まだ正体が判別していないので自然物か人工物かも分からないが、 今回の落下物は現在の技術でスペースガードが対象にできるサイズには、 特に人工物よりも発見の困難なNEOだった場合には、満たな…
1858年、安政の大獄と同時期に現れた彗星はこの年、大獄の数ヶ月前にイタリア人のDonatiにより発見された彗星である。 とても美しく明るい彗星だったようで、これぞまさに彗星という感じの絵が残されている。写真にも撮られているようだ。 尾の長さは60度、…
他人にStellariumの紹介をする機会が最近あり、 説明がてら久しぶりに公式サイトへ行ってみるとバージョンが0.11.4になっていた。 このリリースが去年の8月であったので、 手元のものを0.11.3にしてから大して時を経ずにバージョンが上がっていたようだ。 と…
天気予報通り雨天に。 カペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲル、そしてアルデバランを結びカペラに戻る一等星のグループを冬のダイヤモンドという。 この時期の深夜はこのダイヤモンドが南の空から天頂にかけてぐるっと輪になって見える。 どれも…
どんな早口言葉名人だ? 雲が無かったので天頂付近の星はよく見えた。 街中なので周囲の地上の明かりで低い高度は白んでいたため、 カペラ、ポルックス、プロキオン、シリウス、リゲル、そして木星で囲まれた領域だけだったが、 流星群に属していると考えら…
ちょっと前に国立天文台から観察キャンペーンメールも届いていた。 明日が流星群の極大だが日本では昼間なので、 月が夜の間中現れない新月の今夜が見ごろかもしれない。 国立天文台の暫定集計では昨日の夜もよく流れているようなので、 都合が悪ければ明日…
綺麗な半月が西の空に。
今週は皆既日食が起きる。 といっても食の中心は南太平洋を通り、 日本は全然関係ないのだが。
文化の日に続いて今日も晴れだった。 満月から欠け始めた月がまだ昇ってこない宵、 東の空には木星がぽつんと明るく輝いている。 月末ごろには木星のそばで再び満ちてきた月が半影食を起こす。 寒そうだ。
6月初頭に書いたように、昨夜というか今日の早朝というか金星食があった。 しかし、またしても雲に阻まれた。 昨日の夜の始まり頃にはまだ何とか空に晴れた部分もあったのだが、 結局、食が始まる頃には、全面、雲で覆われることに。 惑星食の頻度は高いとは…
早朝というより深夜といっていい時刻に派手さのない金星食は見るほどのものでは、 という向きには10日ほど先に日が沈んですぐに見られるものがある。 まだ明るい時間帯でも見られる、のではなく、そういう時だからこそ見られるもの、 惑星運動の法則を見出し…
まだちょっと時期が早いが8月14日の金星食についてもstellariumで様子を見てみる。
stellariumでスカイツリーの天辺に座って*1昨日の朝から昼過ぎまでの太陽の様子を見た。 *1:基部の標高を約3mとし目線の高さ分を加えて適当に638m
午前中雨天、何というピンポイント攻撃。 酸っぱい葡萄ではなく雲の向こうの高嶺に咲く花なので素直に残念。 常に天頂が上方向になるように映像をひねて回転したりせずに、 普通に方位を固定して見せればほぼ直線状に移動していることが分かると思うのだが。
今夜は部分月食だったが残念ながら見られなかった。 厚い雲がほのかに白くなっていることで月がそこにあると知れるにとどまった。 地球での月の見かけの大きさよりも月での地球の見かけの大きさがずっと大きいので、 日食が起きる頻度に比べて月食のそれは高…
金環食は曇りがちだったものの短時間だが見ることができた。次は金星の太陽面通過だが、同じ仕組みによる現象とはいえ、 月による日食にくらべたら金星によるものは一般的な感覚では非常に地味だ。 金星の太陽からの平均距離は約0.723天文単位であり、その直…
いや、もちろん今度の金環食は日本では午前に起きるのであって午後の現象ではない。為念。地球-月系においては潮汐現象による地球の自転に対する制動に伴い、 地球の持つ角運動量が月へ移っているため、 次第に地球の自転が遅くなり月の公転半径が長くなって…